キャリア教育NPO法人 Grow & Leap
Issue
私たちが解決したい課題
ぐるぐる

3000人以上の学生と接してわかった現実。

「やりたいことがわからない。」

既存の価値観やモデルでは通用しない、予測不可能な時代を生きています。 「自分らしく生きること」がテーマとなるこのときだからこそ、中高生が培うべき力は 「個性」が生きたキャリアを歩む力だと考えます。

中高生の声

中高生の声

「文理選択しないといけないけど、どうやって決めたらいいんだろう…。」

「将来、やりたいことが決まってる人をみると、なんか焦るんだよね…。」

保護者の声

保護者の声

「悩みの力になってあげたいが、親の話は素直に聞いてくれないから…。」

「中高生にもなると、親にはなかなか本音を話さないから…。何を考えているのか分からない。」

教員の声

教員の声

「授業ではなんだか、おとなしくて受動的…。言われたら熱心に頑張る生徒は多いんだけど…。」

「40人クラスならば40通りの選択があるだろうけれど、一人ひとり把握するのが難しい…。」

自分の個性がわからない

「自分がやりたいことが見つからない」と悩んでいる中高生の多くは、そもそも自分の「個性(感じていること、考えていること)」を言語化できていません。自分の内面に目を向けることから、自分らしいキャリアが形成されます。

5人中3人

5人中3人
自分の適性が
わからない高校生
自分の就きたい職業がわからない高校生
自分の就きたい職業が
わからない高校生

自分に価値を感じていない

自分らしいキャリアを歩む上で、自分に価値を感じていないことは最も大きな弊害の一つですが、自分に価値を感じている中高生は半分以下です。まずは、その価値に気づいてもらう働きかけからスタートします。

日本

44.9%

米国

83.8%

中国

80.2%

韓国

83.7%

自分は価値ある人間だ
と思う高校生
自分は社会を変えられると思う高校生
自分は国や社会を
変えられると思う高校生

学校・家庭だけでは限界

40人一斉に見ている教師が一人ひとりに合った進路指導をすることは、困難です。一方、キャリアが複雑化している中で、家庭がサポートすることも限界があります。今後は、第三者が支えながら、連携して進めることが求められます。

進路指導に
難しさを感じる教員

学校

75.4%

友達

47.6%

勉強

46.8%

将来

10.8%

親とどのような話をしているか

将来を考える機会がない

多くの中高生は、学校と家と塾の往復に日々を費やし、自分や将来と向き合って、深く考える余裕がありません。また社会との接点もほとんどないため、やりたいことを見つけられない中で、キャリア選択を余儀なくされています。

自分の10年後を具体的に考えている高校生
自分の10年後を
具体的に考えている高校生

4人中3人

4人中3人
日々の生活に追われ、
「忙しい」と感じる高校生
Future私たちの理念

私たちが大切にしていること

道しるべ

「やりたいこと」は探究で見つかる。

「個性」は、「キャリア」の道しるべ。

「キャリア(Career)」とは、馬車が道をゆく際に道にできる軌跡のことです。 日本語では、職業に関連した経歴として使われることが多いかもしれません。 しかし、自分の価値観などをを踏まえ、自分の将来歩むべき「道」を考えることも、「キャリア」を考えることです。 「これまでの道」と「これからの道」、2つを合わせて「キャリア」です。 あなたの「個性」は、あなたの「これまでの道」、そのものであり、 これから歩んでいく、キャリアの道しるべになります。

「個性」と聞いて、なにを思い浮かべるでしょうか。
見た目が奇抜なこと?
人と比べて秀でたテストの点を取れること?
スポーツがオリンピック選手並みにできること?

私たちは「個性」をこう考えます。
「個性」とはあなたが「感じたこと、考えたこと、そのもの」だと。

同じ映画、絵、物語、ニュース、出来事を前にして、
全く同じことを感じて、考える人はいない。
それは「違い」であって、「差」ではない。

私たちは、「個性」を、人や何かと比べて見出すものではなく、
世界で1人しかいない、あなたが見て聞いて、接してきた全ての経験から生まれる、
「あなただけの価値」であると捉えます。

私たちは、中高生の「個性(感じたこと・考えたこと)」を引き出すことで、
成長サイクルを生み出していき、自分らしく生きていく力を育てます。

自分だけの体験や経験、思考、感情をことばにすることで、深く自分自身を再認識する。
それを他者に表現することで、もっと磨きをかけます。
さらに新しい価値観や、多様な人々の出会いの中で、新しい発想や行動を促進されていく。

このような、「個性」を見つけ×磨き×可能性を拡げる成長サイクルによって、
中高生は、自分と相手の「個性」を活かし合い、社会やコミュニティの中で自分らしさを発揮していくことができます。

私たちの理念

OurMission
個性活かす、世界が輝く。
10代の「個性」を引き出し、 自分らしいキャリアを共に歩み、 足を踏み入れたことのない世界まで輝かせる。
OurMission

世界で1つの宝を磨くように、

もっと、自分の「個性」を「表現すること」に挑戦しよう。

あなたが、あなたの「個性」を「表現」すればするほど、
「あなたらしさ」が顔を出します。
ことばや絵、文章、プレゼンテーション、動画、ダンスなど、「表現」のしかたはさまざまあり、決まったカタチはありません。
「表現」はやさしくできるものではありませんが、する分だけ、自分らしさがもっと輝きます。

だから、「個性」をたくさん表現することは、ダイアモンドの原石を磨くのに似ています。開発され、磨かれた「個性」が、新たな価値や可能性を生み、あなたを飛躍させます。

あなたの「個性」を磨くほど、あなたらしい人生設計が、すこしずつ、鮮明に描かれていくのです。

けんま

人生100年時代と言われる現代、

自分らしい人生設計をするゴールデンタイムは10代 !?

① 柔軟だから!

歳を重ねると、自分を変化させるのが難しくなるものです…!しかし、10代は物事を柔軟に吸収して、実践に素直に移すことができます!まだ見ぬビジョンに向かって走っていける才能が10代にはあるのです!

② 感覚がするどいから!

歳を重ねると、目新しさや感動を感じにくくなると言われます。しかし、10代は目の前の事象に対して敏感で、感受性豊かに反応することができます!どんなことに自分は心を動かされてきたのか発見するのに易しいです!

③自分の時間を
つくりやすいから!

歳を重ねると、社会的に責任を負うことが多く、自分の時間も余暇に使われることが多いです。しかし、10代は意識次第で、自分とじっくり向き合ってみる時間的な余裕があります!成人後の自分の未来を描くのに最適なタイミングです!

ourvision
個性社会、1000年先まで。
自分と相手の「個性」を活かし合う幸せな社会を、 次世代リーダーがバトンをつなぎ、 まだ見ぬ未来にまで届ける。
ourVision

「個性」が活きた次世代を担うリーダー。

自分の「個性」が活きて、相手の「個性」も活かす。

この信念のもとで行動できる人財が、次世代を担うリーダーになる、と私たちは考えます。
私たちの考える「個性社会」は、「自分の個性」が活きることと同時に、「相手の個性」が活きることで実現できる社会です。私たちは、相手がいてはじめて成長できます。自分だけでは見出せない発想ができ、新しいものを創造できます。誰かに笑ってほしい、と思う時や、誰かのありがとう、の声を聞くとき、私たちの内側からは、エネルギーが沸き起こり、そのエネルギーは持続するものです。図にあるように、「自分の個性」のベクトルが大きくなるだけでは、1次元的で限界があります。しかし、「相手の個性」のベクトルと1つになれば、より発展的ではないでしょうか。

中高生は、日本の現在であり未来。

まだ見たことのない未来にまで「個性社会」を実現していく。

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あなたのコミュニティから1人、「個性」が活きたリーダーが現れるなら、その1人が放つ新しい気運が周囲に影響を与え、そのコミュニティが変化する。そのコミュニティから始まって、地域、日本社会、それから、足を踏み入れたことのない国々にまでつながって、まだ見たこともない未来にまでこの活気が続くのではないでしょうか。
その原点として、Grow & Leapは、学生たちに「個性」を見つけ×磨き×可能性を拡げる 場を提供していきます。「個性がのびのびと活きるあたたかい家庭のような空間」で1人の「個性」を育てて活かし、この広い世界が「個性」で一つになる奇跡を生んでいきたいです。
まず1人。1人の「個性」が「活きること」これが全ての原点になると考えます。

Program私たちが提供するもの
プログラム

自分らしい人生設計のお手伝い

中高生の「個性」もっと輝け。

次世代を担う中高生に、キャリアアンカー(キャリアを形成するための自分だけの価値観)を発見するお手伝いをします。自分と相手の「個性」を尊重することを念頭におき、31種類の中から今の自分にふさわしいテーマを設定し、ディスカッションや企画、プロジェクト運営等を提供します。

GLのプログラムを、中高生が自ら選ぶ 理由

①いいチャンスだと思った!

将来のためによく考え、行動する時間がなかなかないので、いい機会だと思ったから。

②意見を言いやすい!

自分の意見を尊重してくれるから、自分が主体になる感覚がある。

③かっこよかった!

受講している子の姿が、純粋にかっこよく見えて、自分もやってみたいと思ったから。

GLのプログラムを、保護者・教員が受けさせたい 理由

①ふだん手の届かないところを!

家庭内や集団生活ではなかなか手の届かない、子どもの過去や将来に向き合ってくれるから。

②別の角度からアドバイスしてくれる!

生活や学習面に限らず、進路や人間関係など、子どもの話し相手になってくれるから。

③社会との接点を持つ機会を与えられるから!

学校と塾ではサポートに限界のある、探究活動・社会体験・ボランティア活動などを応援してくれるから。

個別型個性教育

『個性(感じたこと・考えたこと)』の宝を発見し、
実践していくための成⻑サイクルを生み出します。
『個性』が活きた自分らしい人生への具体的な一歩を踏み出すためのものです。
主体的なキャリア設計を描く力を育みます。

6つの部門

個別型個性教育で得られること

個別型個性教育を6ヶ月間受講することで得られることと、成長ステージについて説明します。

1

6つのこと_3rdPlace

部活でも塾でもない、わたしだけの居場所。

基本的に、1人の受講生に1人のメンターがつきます。学校の先生や親、友だちとも違う、少し上の水準で新しい見方や、価値観を広げてくれる仲間です。キャリアに関することだけでなく、日頃の悩みや疑問なども気軽に相談にのってもらえます。また、コーディネーターも専属でつくので、適宜、適切な情報・人・コミュニティの紹介も受けることができます。受講生同士の交流の時間も定期的にあり、お互いに刺激を受け合うことができます。

2

6つのこと_インタビュー

あたらしい出会いの連続が、明日を創る力に変わる。

自分の関心分野の5人の社会人(もしくは大学生)の方に、キャリアについてのインタビューするプログラムがあります。メンターサポートの中で実施できるので、多角的な視点で質問ができます。自分1人では難しい新しい人と繋がりと対話によって、生きた情報が手に入り、知見が広がっていきます。また、定期的に開催されるイベントには幅広い年代の人が集まります。多様な価値観をもった人たちと、意見交換をすることができます。

3

6つのこと_ジャンプ

わくわくする知識と発見。社会に対する視野の、無限な広がり。

学校、塾、部活の行き来だけでは出会うことができない社会人との接点によって、生きた専門的な知識に出会うことができます。メンターのサポートの中で行うことで、社会問題を自分の生活と結びつけて落とし込むことができたり、普段の科目学習と繋がりや発見が生まれたりします。大学生や社会人の自分の関心分野に関する意見を聞くことで、自分にはなかった観点も含めて、自分なりの意見を続けてアップデートしていくことができます。

4

はじめましてじぶん

深い自己理解、未来を創る人格形成。ちょっぴり自分が好きになる体験。

メンタリングを週に1回受けることで自己成長サイクルをまわすことができます。「テーマ設定・実践・振り返り」の、3つの場を経る中で、自分を客観視する力や自己管理する力を養うことができます。31種類のテーマから自分の現状に合ったものをメンターが選んで設定してくれるので、モチベーションの維持や問題解決能力の向上につながります。日常生活の行動に基づく深い自己理解によって、キャリアアンカーを発見しやすくなります。

5

家族と仲良くなった

ゆたかなコミュニケーション能力で、みんな笑顔に。 自分のキモチが、カタチになって伝わる。

メンターとマンツーマンで、自分の気持ちを表現する習慣により、思考や感情を正確に他者に伝える力を養うことができます。また、1からプレゼン作成スキルを学ぶので、相手の立場に立ち、どのようにしたら伝わりやすいか、何を聞きたいと思っているのかを考える機会があり、相手の視点を養うことができます。運営側にまわる体験により、期限を守ることや計画的に行動すること、責任を持って行動することなどの社会性が身に付きます。

6

あれ私やりたいことあるじゃん

ないと思ってた「個性」も磨くほどに、見えてくる。5年、10年、20年後が楽しみになる将来設計。

メンターが、自分の将来についての探究段階を対話の中で把握してくれるので、現状に合ったアクションプランの提案を受け、一緒に相談しながら進めることでできます。ただ気持ちが向くままに行動していたところから、意識的に物事を選択していく転換が起こるため、自分らしいキャリアが線になっていく感覚を得ることができます。将来から逆算した思考回路によって、自らキャリアステップを見出そうとする姿勢がつきます。

個別型個性教育の成長ステージ

3つのステージ

個別型個性教育を6ヶ月受講する中高生の変化を3つのステージで表します。

ステージ1
(2ヶ月後)

調査と整理

自己探究
自分の過去を振り返り、「感じたこと、考えたこと」を整理することができる!

社会探究
社会で実際に活躍する方から直接話を聞き、実態を調査する!

人間性
自分のことをもっと好きになる!

ステージ2
(4ヶ月後)

軸と挑戦

自己探究
キャリアアンカー(自分だけのキャリア設計の軸)に気付いていく!

社会探究
自分の関心のある分野、領域にある声を聞き、課題に目を向けていく!

人間性
チャレンジ精神が身についていく!

ステージ3
(6ヶ月後)

他者視点と探究

自己探究
自分らしいミッションを見出すことができる!

社会探究
自分のミッションを表現し、他者からフィードバックを受けていく!

人間性
相手の視点に立って物事を見る姿勢が身についていく!

集団型個性教育

『個性(感じたこと・考えたこと)』の宝を発見するための
スタート地点に立つためにあります。
つまり、 大学選びや職業選びをする前に、
自分らしい判断の指標を自分の中に形成するためのものです。
主体的なキャリア設計の入り口に位置付けられます。

マンスリー

4DAYsプログラム

短期集中

4DAYsプログラム

5つのスキル

5DAYsプログラム

みんなの声

みんなから集まった「ありがとう」のメッセージ

Grow&Leapの個性教育プログラムを受講した中高生の声、その保護者や社会人の声を集めました。

高校生

中高生

ママの声

保護者

社会人

はなちゃん

はなさん(高2)

2021年度My Story Project(以下MSP) 受講生

私は中高生は、自分たちの「個性」を見つめる時間を持つべきだと思っています。確かに、中高生は本当に忙しいです。私も、何度、MSPの受講に間に合うように、塾からダッシュしたか、数え切れないです。忙しそうに生活する私を見た先生は「時間がある大学生で、そういう『個性』について考えればいいんじゃない」と言いました。でも、私は中高生だからこそ、自分を見つめる時間を設けるべきだと思っています。中高生は周りに影響されやすい迷いの歳だと思います。でも言い換えてしまえば、いい風に影響されることもできる、そんな時期に自分を見つめ、自分のこと、自分が持っている信念を知っていることは、本当に強みとなります現に、私はそうです。ぼんやりとした夢を持っていたけど、自信はありませんでした。でも、MSPを通して、たくさんの人に出会って、影響されて、自分がこうありたいという目標ができたからこそ、今根拠のある自信を持って、一生懸命毎日を過ごしている自分がとっても好きです。

井高さん

井高さん(保護者)

2021年度My Story Project(以下MSP) 受講生の保護者

娘は、小6の時にネフローゼを発症して、中2の春くらいまで4回ほど入院しました。それまで命に関わるようなところもくぐっていて、学校にも通えないような状態、が長く続いていました。かたや仲間は受験に向かって突き進む、娘は病気と闘うというか、そういう時期に、MSPのお話をいただきました。この半年間が本当に娘にとっても、私にとっても、中身の濃い、感謝しても感謝しきれないくらいの大切な期間だったかなって思っております。多くの生徒さんは、ちょっとでも高い偏差値のところに行きたいっていう考えで進んでみえる人が結構多いと思うんですけれど、娘の場合は全くそれとは逆なコースを辿っているように思います。娘は大変な体験はしたんですけれども、それが決してマイナスではなく、自分の大事な体験で、それをプラスに転じることができました。MSPのありがたいところは、個人にじっくりと寄り添って、個の特徴や興味関心、良さを引き出してくださるところです。目指す方向に向かって、必要なことが統合されていくような、学び方だなと思いました。
(MSP当日の登壇内容より抜粋)

川村さん
川村さん

川村さん(社会人)

MSPに共感してくださるビジネスパーソン

私からビジネスの現場の声を届けたいと思います。私は百貨店の経営再建であったり、犯罪を抑制するためのAI開発などと対峙をしてます。そのポイントは、「知的生産活動」。これを言い換えますと、2つの「ソウゾウ」かなって思っています。イマジンとクリエイトの「ソウゾウ」ですね。この「知的生産活動」っていうのは、世界共通の勝負のポイントです。この「知的生産活動」は、正解を探す活動とは全然違うんですね。イマジンをして、クリエイトする。できたら、一人じゃなくて、色んな仲間と議論をして、化学反応を生み出す。この「知的生産活動」は、残念ながら、日本のビジネスパーソンはちょっと弱いかなっていう風に思ってます。恐らく受講生の皆さんは能動的に、世の中で何が起こっているのか、私は何に興味があるのか、ここを探究して掘り下げて、本当に真実を見つめて取り組んだ結果が今日の発表だと思っています。ビジネス世界もまさにこういった取り組みの延長にあります。
(MSP当日の登壇内容より抜粋)

有希さん
有希さん

有希さん(GLスタッフ)

MSP1期生の伴走をした大学生メンター

先ほど、MSP1期生が「自分が好きだ」と胸を張って話す姿を見るだけでも、「個性」が輝くということがこれほど素晴らしいことなんだ、と改めて実感する時間となりました。皆さんも感じていただけたでしょうか。MSPが始まった当初は、自分がやりたいことがはっきりわからない、「個性」ってなんだろうな、と感じていた受講生たちが、今まで歩んできた道のりを一緒に振り返ったり、あとは自ら課題を見つけて深掘りしていったり、興味のある分野で活躍されている社会人の方に、積極的にインタビューする姿に、本当に希望的な変化を感じました。何と言っても、受講生自身が自らの変化を実感していると話してくれたことは、きっとこれからも忘れられないくらい希望を感じ、すごく幸せな瞬間でした。私自身もメンターとして伴走しながら、受講生に出会わなければ触れることのなかったような分野に触れることができたり、本当に私自身も楽しく過ごすことができた6ヶ月間でした。
(MSP当日の登壇内容より抜粋)

親身になって接してくれて、アットホームな空間だったから、出逢えたのがGLでよかったなって思います!自分は受講をしたのが高2の終わりだったから、もっと早くから受講したかったっていうのが本音です!チャンスがあったら逃さず、飛び込んでほしいです!

高校3年生

GLは、学校の先生みたいな上からの立場ではなく、自分と一緒に立場に立ってやりたいことを優先させてくれるフレンドリーな場所でした!友だちではないけど、「アドバイスをくれる友だち」みたいな。個性教育は、学校では体験できないようなことを経験できる、とてもいい機会になると思います!

高校1年生

個性ってよく言えばその人にしかない、 悪くいえば他人と違ってずれてること だと思っていたので、あの子と違うか ら良くないって悪い方に捉えるんじゃ なくて私にはこれがあるからって自信 をもつ事が大事だとわかりました。

高校2年生

言いたいことを取捨選択し、自分の意見をわかりやすく、簡潔に述べる力 を身につけることができました。回を重ねるごとに自分の意見に自信が持てるようになり、自分の個性を認識し、認められるようになってきた思います。

高校2年生

実際に自分でイベントを作れたこと に驚きました。こんなにできるんだ、 と。(プレゼンに関して)どうしたら 見やすいか、分かりやすいか、楽しん でもらえるか、と考えたのは、これま でで一番人のことを考えたんじゃない かってくらい頑張りました。

高校3年生

私は今まで理由も方法も考えずただ やるべきことをやることが多かったと 思いますが、アクティブラーニングの 中で何を目標とするのか、どのように やるのか、など細かく自分について見 直すことができて自分の成⻑に繋がっ たなと思っています。また,人の話を 聞くだけでなくその上で自分の意見を 持つということが苦手でしたが、最近 少しづつ自分を表現することができる ようになってきたなと感じています。

高校2年生

プログラム受講を通して、娘が「言葉がすらすら出てくる」と言っていました。何度も対話していただいているうちに思考も表現もクリアになってきているようで、娘の感じていることをうまく引き出していただけて、本当にありがたいです。

保護者

娘が高校生になり、なかなか本心は親には伝えづらいようで、こういう機会があることは、本当に感謝しかないです。娘が貴重な体験させていただき本当に感謝感謝です。参加させていただきありがとうございます。

保護者

なかなか親の言う言葉は、素直に受け入れてくれませんが、信頼している皆様の言葉を素直に耳を傾けて最善を尽くそうとしている様子を側で感じます。
GLの皆様と出会い、息子は自分の目指す道を見つけ、それに向けていろんな活動に取り組むようになり、本当に感謝しています。自分の目指す道のために努力し、最後には勝利を勝ち取ってほしいと心の中で願うばかりです。

保護者

代表メッセージ
くらら

自分らしい未来を描こうとする
10代を心から応援します!!

キャリア教育NPO法人 Grow & Leap 代表 倉田佳代子

中学生、高校生の時期に、
自分の「個性」を分かったなら、
毎日もっと、自分が進むべき道に進んでいける。

教育する「Educate」は、
E(中から外へ)+duc(導く)
「中にある才能を引き出す」ということが語源にあります。
つまり、その人の「個性」を引き出していくもの が、
『本来の教育』ではないでしょうか。

しかし、
現代、中高生を取り巻く「教育」の現場では、「個性」を引き出す要因をどこまで作れているのでしょうか?

小学生の話題に耳を傾け、中学生の相談にのり、
高校生の悩みを聞いて、大学生の中で共に活動する中で、そんな疑問が浮かびました。
ある時は、1日に10件、朝から学生の話を1対1で話をじっくり聞いて、全てが終わった時には夜になっている時もありました。
ある時は、1人の学生と丸1日、頭を抱えて共に悩んだこともありました。
またある時は、「一人ではないこと」を伝えようと、たとえ中身がない電話だとしても日をまたいですることもありました。

そんな中でわかったことは、
彼らは、身の回りに、自分の「個性」に対して、「価値があるよ!」とはっきり言ってくれる存在を、なかなか見つけられないこと。
それゆえに、彼ら自身もその価値を、認められていないということでした。

さらに、目の前にある、熱心に取り組む「勉強」を、
どんな未来に繋げようかと、描いてみる暇と余裕がない。
というのが、現在の中高生の大多数の実態です。

「次の定期テストの勉強があって。」
「部活の大会があって。」

目の前のことを一生懸命頑張るのは素敵ですが、
もっと長い目でみる視点も同時に、必要です。

自分の「個性」で描く、自分だけのミッションを描くことはいつでもできることではないからです。

「わかってる。だから、やりたいことは、大学で見つける。」

という期待は、
同じく「目の前の課題」と「目の前のバイト」でかき消され、

「この大学で何をしようとしてたんだっけ?」

という疑問をかかえたまま、
気がついたら大学3年生になってしまうのです。

一人一人が出来るだけ早く、
できれば、中学生、少なくとも高校生の時期には、
自分の「個性」を分かったなら、
毎日もっと、自分が進むべき道に進んでいける。

そしてその「個性」が磨かれて、
それぞれの「個性」が描くミッションが一つになったら、
この社会には、未来にまで続くもっと新しい可能性が拡がる。

そんな確信が生まれました。

――― 「個性」をもっと尊重したい。

――― 『本来の教育』を当たり前にしたい。

――― 一人一人の「個性」が活きた活気あふれる社会を築いていきたい。

この思いを呼びかけるようになり、
共感した人たちが集まって立ち上がったのがGrow&Leapです。

代表 倉田佳代子

家庭のような「温もり満点あったか空間」で中高生のキャリア設計を応援します。

家や塾、学校でもない、秘密基地のような「温もり満点あったか空間」を届けます。キャリア設計に関することはもちろん、日頃の悩みや些細な疑問、どんな声にも寄り添い、あたたかく迎え入れ、背中を押します。

集合写真

私たちは、「個性」を世界であなたにしかない価値あるものとして扱います。
世界で1つの宝石があったら貴重に扱うように、私の「個性」もあなたの「個性」も世界で1つで貴重なものだと考えるからです。また、「個性」は自分も相手も、貴重だからこそ、どちらも傷ついたり、蔑まれてたりするべきものではないと考えます。「共創」によって自分と相手のどちらにとっても理想的な道を、互いに探究する精神で歩んでいきます。

あの名高い宝石、ダイヤモンドも、磨くことなく原石のままでは、真価を発 揮しません。
幾度となく、切削や研磨を繰り返した結果、私たちがよく目に する美しいダイヤモンドになるのです。 それと同じように、自分の「個性」も、実際に誰かに向けて表現し、形にすることで、少しずつ磨かれ、変化していきます。「個性」はまさに、変化してこそ真価を発揮していくと考えます。

Outline団体概要

“キャリア教育NPO法人 Grow & Leap”は、「個性」を見つけ × 磨き × 可能性を拡げよう。をスローガンに、2018年に任意団体として設立。2021年に法人化しました。設立メンバーは、音楽や演劇、お笑いなどエンターテイメントの融合イベントを開催していた劇団の団員と、教育分野に関わってきた社会人・学生です。

 2017年、教育に新しい風を吹かせたいと、想いを巡らせていたメンバーが、劇団主催のイベントに参加したことがNPO立ち上げの発端です。教育関係者は、舞台の内容に強く感銘を受け「このパフォーマンスに、教育の要素を取り入れたい!」とインスピレーションを受けました。一方で劇団員側は、「楽しいだけではなく、為になるイベントを作りたい」という思いがあったため、互いに意気投合。双方の思いを実現しようと、“Grow & Leap”設立に至りました。

「あなたの個性を最大限に引き出し、活かしていきたい。私たちと共に作る場を“はじまり“にして続けて飛躍してほしい。」
そんな想いをもって、Grow & Leapは多くの人と共に成長(Grow)し、飛躍(Leap)しようと活動しています。

[名称]
特定非営利活動法人Grow & Leap

[事務所]
〒461-0001
愛知県名古屋市東区泉1丁目7番30号デュオヴェール久屋大通302号

[設立]
2018年4月(2021年5月法人化)

[連絡先]
[email protected]

[代表理事]
倉田佳代子

[役員]
常務理事 石原直弥
常務理事 松隈快
理  事 西本侑平
理  事 岩本翔平
理  事 毛受芳高
理  事 白木邦貞
監  事 谷口彰

[特定非営利活動の種類]
1.子どもの健全育成を図る活動
2.社会教育の推進を図る活動
3.学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
4.前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

[事業内容]
(1) 個性教育プログラム事業
(2) 個性の尊重に関する普及啓発事業
(3) 学校キャリア教育支援事業
(4) 学校部活動支援事業
(5) 個別キャリア面談事業
(6) 問題解決型学習プロジェクト等の企画・実施事業
(7) その他目的を達成するために必要な事業

[会員数]
20名

[定款]
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[貸借対照表・活動計算書]
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[個人情報保護方針]
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