キャリア教育NPO法人 Grow & Leap

ボランティアで、森林にお出かけしてきました!

こんにちは。
GLのなおやです!

2022年11月3日(木祝)、愛知県犬山市を拠点として活動されている今井森林愛護会さんとコラボして、犬山市大字今井字畑ヶ平にて【森林×SDGsイベント〜森林のサイクルを体感しよう〜】のイベントを開催しました!👏

本イベントには、間伐のボランティアスタッフとして、小学生から社会人の方まで総勢15名の方が参加されました。田舎育ちで自然が好きだったり、この機会に自然について知りたいという思いがあったり、思い切ってボランティアに初参加したいという思いがあったり、各自さまざまな思いを持って、このイベントに足を運んでくださいました。

講師として、森林総合監理士の小森 胤樹さんをお招きして、森林とSDGsの視点から、じっくりとレクチャーをしていただきました!
森林を守るために日本の林業に力を注いでいらっしゃる専門家の方のリアルな声を、樹木に囲まれた環境の中で、お聞きしました。今まで知らなかった情報をインプットし、目の前の大自然に対して理解を深め、もっと大切に守っていきたいという思いが芽生える、そんな時間になりました👍


その後、グループに分かれて、森林のサイクルを感じられるアクティビティを実施しました。実際に山に入って、森林を間伐したり、下草を刈って整備したりしました。自然を美しい状態に整備することってこんなにも大変なことなんだと初めて気付かされました。50年後、100年後の未来でも美しい森林を守るためには、人間が持続的に森林整備をしていくことが大事なんだなと身をもって感じました。

そして最後に、実際に刈った草木を使って、焼き芋を作って、美味しくいただきました。全身を使って動いたあとの焼き芋は本当に美味しかったです😭もう感動の味でした…!自分たちで刈った草木を使って作ったから、倍美味しく感じられました!全体を通して、自然に触れて身も心もリフレッシュできたと同時に、森林のサイクルを肌で学ぶことができた、素晴らしい時間となりました!

以下は、ボランティアとして参加された方々の感想コメントです。

🔺社会人男性
今回参加させてもらったことにより、森を見る視点が大きく変わりました。人が入った森を自然に帰すためにどのように手を入れていくのか、ゴールを思い描いて手入れしていくことの必要性を感じることができました。また、SDGsという言葉を使わなくても資源を循環させて利用していた昔の人の知恵にも触れる機会となりました。

🔺大学2年生女性
普段森林を見る時、手入れがどうだとかは全く気にすることもなく、ただ綺麗な木々として認識していたのですが、林業に携わる方からすれば手入れが必要かどうかは一目瞭然で分かるし、そのような方々がいるからこそ生態系が守られているのだと知ることができました。森林の状態はたった数十年で変わってしまう中、昔は生活の中の一部のサイクルとして木を切るという作業が行われていたのですが、近年では様々な革命を経てその必要がなくなってしまいました。そのため、現代では誰かが率先して森林を守っていかなくてはいけないのです。当たり前に行われていたことがしなければいけないことに変わったことは私たちにとって大きな問題かもしれません。しかし、仲間と一緒に作業したりすることで義務としてではなく、より楽しく、自発的に身近な行動として捉えることができるようになると思いました。そのために、今回このように開催していただいた意味は非常に大きいと思いますし、私たちにとっての重要なきっかけになりました。

なおや

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