はじめに
-「ぼちぼち頑張ろう」-
こんにちは!新しくGrow&Leapのメンバーに加わることになりました、佳奈です!
9/7に、Grow&Leap(GL)主催の「言語化ワークショップ」が行われました!このワークショップはオンラインで開催され、全国の様々な場所から参加者が集まる素敵な会になりました。
突然ですが皆様、9月はいかがお過ごしでしょうか。
中高生の方々は夏休みが終わり、再び大きく変化した環境に戸惑うことも多い時期でしょうか。夏明けは、大学生や社会人、保護者、全ての方々にとって普段より少し肩に力の入る時期だと思います。
今回の記事では、初めのご挨拶として言語化ワークショップにちなんだ「私の好きな言葉」をご紹介したいと思います。
「ぼちぼち頑張ろう」
この言葉は、オーバーワークが続き、負の気持ちから抜け出せずに苦しい思いをしていた時期に、人生の恩師から掛けてもらった言葉です。毎日本当に色々なことがあります。幸せなことはもちろん、何だか上手くいかない時、頑張りすぎて息切れしてしまった時、頑張りたいと思っていてもどうしても頑張れない時も訪れることと思います。
私にとってこの言葉は、自分の中で上手く歯車が噛み合わない、そんな時に肩の力をふっと抜くことができる魔法の言葉です。その恩師の方も、常に自分にこの言葉をかけて忙しい日々を過ごしていらっしゃるようです。
もしGLのメンバーに加わったら報告記事を書いてみたいと強く思っておりました。今回、晴れて言葉を届ける立場になることができましたので、その恩師を見習って画面の向こうにいるあなたにこの言葉をお伝えしてみたいと思います。
GLメンバーのバトンを繋げるよう、懸命に言葉を紡いでいきます。
最後までどうぞお付き合いください!
言語化ワークショップとは
-MSPにおける位置付け-
言語化ワークショップは、My Story Project(MSP)の中の必修参加のイベントに位置するワークショップになります。
4期MSPが開始して約1ヶ月のタイミングで、中々上手くできない言語化についてレクチャーを受けながら実践することで、今後のプログラムに直接学びが活きてきます。
ワークショップ当日の様子
-GLの温かな空気と言語化-
当日は、このような流れでワークショップが進んでいきました。
アイスブレイク
アイスブレイクでは、数人でテーマを定めてトークをしました。
「言語化して相手に思いがきちんと伝わり、嬉しかった経験は?」
「上手く言葉が見つからず、気持ちを伝えることが難しいと思った経験は?」
このように、誰しもが経験のあるポジティブまたはネガティブな言語化の体験談について共有し、共感が生まれて参加者同士の距離が縮まることを目的としたトークです!
私のグループのMSP生の皆さんは、初めは緊張している様子でしたが、ざっくばらんに話を進める中で段々と緊張がほぐれ、活発に質問し合って互いを深く知ろうとトークを進めてくれていました。皆さんの「場を創る力」に魅了されながら、私自身も楽しくアイスブレイクに参加させて頂きました。
これは、4期メンターのみちひろくんと私で考えた企画です。私にとっての初仕事として、気合を入れて2人で相談して案を練りましたので、心からホッとしました。
4期MSPスローガンの発表も行われました!
「相互の価値から学び合い、自然と惹かれる私たちのオアシス」
既にキャリア教育で魅力たっぷりのGLが、より人々の集まるところになるために、「白ごはんのふりかけ」のような存在になりたいという思いを込めて作られたスローガンです。
具体的には、①自分と相手の個性を尊重した上で、大人や子供の立場を超えて互いに学び合うことができる場所であり、②GLに関わるみんなが自然と集まってしまう場所を目指します!
ペアワーク
このワークは二人一組になり、改めて言語化が一体どういうものなのかということについて体験してみるという内容です。
一人は説明者、もう一人は回答者というように役割分担をします。説明者はあらかじめある画像を見ます。そして、その内容について、画像を見ていない回答者に言葉だけで説明をし、回答者はその言葉をもとに絵を描いて画像を再現してみるワークです。
このワークには参加者として加わり、実際に体験してみました!
頭の中にはしっかりと画像のイメージがあるにも関わらず、いざ説明者として言葉だけで完璧に説明しようとすると難しくて頭を抱えました。普段の自分が正確な言語化を意識できていないことがよく分かってしまいました、、。
回答者になった際には、伝えてくれた言葉をもとに絵を描こうとするとあまりにも画力が足りず、愉快な絵が完成してしまいました(笑)
二人で爆笑しながらワークを進めるとても楽しい時間になりました。
皆様もお時間のある時に是非やってみてください。
言語化の難しさを実感するとともに、とても和やかで楽しい時間になると思います!
講義
講師として京くんにきていただき、言語化の仕組みについてレクチャーをしていただきました!
高校時代は、趣味のサイクリングをきっかけに観光・交通・地域イベント・地方創生と幅広い領域で活動され、大学時代にはキャリア支援事業やデザイン案件受注をされ、現在は空き家活用事業などをされている素敵な方です。
さて、皆さんは「富士山っていいですよね」と相手に言われた時、どんな富士山を想像しますか?
雪が積もった富士山でしょうか?
それとも絵画の富士山でしょうか?
はたまた銭湯の壁に描かれている富士山でしょうか?
「富士山にも色々あるので、何気ない会話の中でも同じ富士山をイメージできていないまま会話を進めている危険性があります」と京くんが仰ったとき、ハッとしました。
言語化は、日常生活の中で当たり前のように無意識に行っている行為ですが、いかに言語化が難しく重要であるのかということを深く理解しました、、。
言語化とは、頭にある考えを言葉に変換して相手に伝えることです。
つまり、言語化のスキルがあると、相手と同じイメージを共有することができます!
言語化には、①自分の頭で伝えたいことのイメージができている、②伝える情報を言葉に起こす、②5W1H等を活用することで情報を補足しながら相手に伝えるというプロセスが必要になります。
上級編としては、伝えたいことを伝えるために必要な要素だけを抽出し、自分の中で情報の取捨選択を行ってから相手に伝えるという段階も大切になります。
グループワーク
6人で1グループになり、レクチャーを活かした自己紹介に挑戦しました!
「自己紹介をしてください」と言われたとき、どんな要素を入れますか?例えば私は、名前・出身・学年といった定型文にしてしまいそうです。
ただこのワークは、普段の自己紹介に、過去の思い出を加えて自分を説明します。
印象に残った出来事や自分を表すエピソードについて、5W1Hを意識した事実説明とその時の自分の感情も加えて相手に伝えてみるのです!
このエピソードトークによって、短い時間で自分をより深く知ってもらえるという絶大な効果があります。その方の解像度がぐんと上がることに繋がりますし、両者の間に深い共感が生まれることもあります。
エピソードを加えて自己紹介を実践してみると、本当にその方の印象が具体的になり、MSP生が共感し合う場面が多くみられました。互いを深く知って良い時間にしようとする全員の前向きな空気感と、それを支える言語化の力を実感するとても素敵な時間を過ごさせて頂きました。
おわりに
-心より感謝を込めて-
今後もGLメンバーで一丸となり、魅力的な企画をお届けしていきますので是非楽しみにしていてください!
最後になりましたが、中高生の皆様、保護者の方々、寄付者やサポーターの方々など、GLに様々な形で関わってくださる全ての方々に心より感謝申し上げます。
まだ見ぬあなたにも出会えることをメンバー一同でとても楽しみにしています。
GLでは、魅力的なイベントを沢山開催しておりますので、是非次の機会にご参加ください!
この記事を読んでくださっている全ての皆様に幸せな瞬間が多くありますように。
ぼちぼち頑張っていきましょう!