こんにちは、松隈です。
2025年も大晦日。今年もあっという間に一年が過ぎました。皆さまにとって、2025年はどのような一年だったでしょうか。
多くの方のご支援とご協力があって、今年一年間もこの活動を続けることができました。
感謝の気持ちを込めて、2025年を振り返ってみたいと思います。
(いつも長く書いてしまいがちなので、今回は要点だけかいつまんでお届けします!笑)
1.5期 My Story Project、27名の中高生と共に始動
8月からスタートした5期My Story Project(愛称「MSP」)。9月末まで募集して、最終的には全国から27名の中高生が集まりました。北は福島から南は長崎まで全国各地…だけでなく、今期はニュージーランドからも参加しています。通算でMSP生は101名になりました。
2025年一年間で提供した、メンターとのマンツーマンの受講を数えてみると、実に全体で679回(1018.5時間)、一人当たり平均18.86時間でした。中高生一人にじっくり時間をかけることは、彼らがこれから出会う何千人という人に影響を与え得ること、そのように考えて実施しています。そんなMSPは、完全寄付体制で実施しているプログラムであり、多くの方の共感の想いとご支援があるからこそ、届けられています。心より感謝申し上げます。
心理的安全性がめちゃくちゃ高くて、びっくりするくらい高かった。居心地もいいし、安心感もあって、ふかふかのクッションみたいな感じ。言葉を待ってくれるから、本当の自分の言葉が見つかる感じが毎回あった。無理にきれいな言葉にしようとかないから、等身大で話せる。
「MSPで印象に残っていることは何ですか?」への回答(高校2年生・大阪)
これまでは「自分がどうありたいか/何が好きか」ばかりを考えていた。でも、MSPで対話を重ねていくうちに「それをどう社会と繋げるか」という視点が自分の中に芽生えた。役に立たないといけないという義務ではなく、自分のやりたいことと社会のニーズが交わる場所を探したくなった。
「MSPを通して感じる自分の変化はありますか?」への回答(高校2年生・東京)

また、継続的にキャリアデザインをサポートしていくためのゴールドコース(3月末までのダイヤモンドコースの後のコース。旧・アフターMSP)も、メンターたちが試行錯誤しながら、体系化を進めています。
2.じっくり対話する異世代間交流。MSPフェスvol.4
3月22日(土)に、4期MSPの集大成となるMy Story Project Fes.(愛称「MSPフェス」)を開催。総勢140名(現地参加114名、オンライン参加26名)の方にご参加いただきました。
1部では、例年通り3名の5期生が自分らしいキャリアデザインを発表すると同時に、4期生が「MSP(ダイヤモンドコース)のその後ストーリー」を語ってくれました。

2部では、MSP生のポスター発表と同時に、GLオリジナル価値観カードゲーム「バリューズカード」を使った異世代間交流の時間をたっぷり持ちました。
この異世代間交流は「単なる『知識の交換』や『世代間の理解』じゃない、新しい価値観や社会のあり方が生まれる場所。」として設計しました。年齢や立場に囚われず、一人ひとりの思考や感性を大切にした、対等でフラットなコミュニケーションの場。これまでの「当たり前」を見直し、新しい時代の考え方や社会の在り方を生み出す力に繋がる。そんな、思いを込めて実施しました。
中高大生とたくさんお話をすることができ、普段とは全く違う関係性から、世の中を見ることができました。みんな内省が深く、こんなに考えて生きている子どもたちの世代が社会に出てくることが今から楽しみです。
MSPフェスの感想アンケートより(社会人)
3.新感覚!世代別対抗アイデアソン。THEリーダーズラボvol.2
11月3日(月祝)に名古屋で、11月8日(土)にオンラインで、THEリーダーズラボvol.2(5期中間発表も含む)を開催。総勢124名(名古屋76名、オンライン48名)の方がご参加くださいました。
今回のTHEリーダーズラボでは、現代社会に欠かせない、ウェルビーイング、ダイバーシティ、サステナブルの3つの切り口から、世代別対抗のアイデアソンを実施しました。10代から60代まで多様な世代が一堂に会して、新しい社会の在り方を共に考える機会。今回は「小さな実験室」として、イベント前後で参加者の変化に注目してみました。
また、1-4期の先輩MSP生たちの発表の場も設け、続けて自分らしいキャリアデザインを描き、歩んでいく一助になるようにしました。名古屋開催では、2期生の2人がプレゼンし、その姿に刺激を受ける5期生の姿がありました。
4.中高生だからこそのリアルを知る機会。自然体験ツアー
11月1-3日の2泊3日で、愛知県新城市の森を舞台に自然体験ツアーを実施しました。通算4回目を迎える今回の自然体験ツアーは、合同会社新城キッコリーズさんがコーディネートしてくださり、「林業」をテーマにフィールドワークに出かけました。愛知はもちろん、東京や兵庫、富山からも中高生が足を運び、総勢10名が参加しました。

ピュアでまっすぐな感性と共に、そのリアルを見つめて考える力もある中高生だからこそのフィールドワーク。森林散策や伐倒体験、火起こしや薪割りなど、多くの経験を持ち帰りました。
私は、最近友達とクマの話をたくさんします。クマ怖いよね〜とも話しますが、クマが人里に降りてきてしまうのは、クマの住む家がなくなってしまうからなんだよ、と小話程度に話すようにしています。そこから、キッコリーズさんの話をしたり、森のステージの話をしたり。自分も何かできないか探し中ですが、とりあえずはとにかく広める。自分の経験を広め、私の大好きな森を守っていくためにはどうすれば良いのか、私たちの世代もしっかりと考え、自然と共存できる社会にしていきたいです。
自然体験ツアーの感想アンケートより(中学3年生・東京)
5.成長と飛躍をもっと。企業協賛と年間協働パートナー
MSPフェスやTHEリーダーズラボでのイベント協賛を始め、「次世代を応援したい」「共に新しい社会をつくっていきたい」といった思いで、9社の企業様がイベント協賛をしてくださいました。社会全体で中高生の自分らしいキャリアデザインを支えていくことで、10代の持つ可能性を最大化していけたらと思います。

また、多様な価値観やリアルな社会の声を届けることで、次世代の成長と飛躍を支えていく年間協働パートナーシップも始め、現在5社の企業様が年間協働パートナーになってくださっています。企業様との共創から生まれる新たな価値を、次世代と日本社会に届けていきます。
6.中級ライセンスの研修スタート
昨年度から導入したメンターライセンス制度は、これまで初級ライセンスの研修のみでしたが、今年度より中級ライセンスの研修をスタートしました。
より質の高い個性教育を届けることで、もっと中高生の自分らしいキャリアデザインと日本の未来に寄与していくことができるようにしていきます。
7.認定取得を申請!多くの方のご支援に感謝
2025年8月5日に、NPO法人の認定取得の申請をしました。認定取得は、寄付者に対する税制優遇が適用されるようになったり、社会的な信頼を得られたりします。それは、より多くの中高生に個性教育と自分らしいキャリアデザインを描く機会を届け、20年、30年、50年先の日本の未来を創ることに繋がります。
認定取得にはいくつかの要件がありますが、中でも特に重要なことが「広く市民からのご支援をいただいていること」です。この基準は、年間3,000円以上の寄付者が年平均100名以上いることです。多くの方が活動に共感し、想いに応えてくださって、申請期間(実質判定期間)である2023・2024年間の合計寄付者数が209名(年平均104.5名)となり、要件を無事満たして、認定取得の申請ができました。心より感謝申し上げます。
結果は、2026年3月末までに発表される見込みです。引き続き、組織整備をはじめ、認定取得以降の継続的な運営のために尽力していきます。

2024年はたくさん拡大した一年でしたが、2025年はより充実度をあげた一年だったように思います。自分一人では見出すことのできなかった未来でも、互いの思考や感性が一つになるとき、新しいものが生まれる。2026年はどのような一年になるのでしょうか。
2025年も大変お世話になりました。2026年もよろしくお願いいたします。
皆さま、よいお年をお迎えください。
📍アーカイブ
過去の振り返り記事もぜひ読んでいただきながら、その変化も感じていただけますと幸いです。
2021年:2021年、GLが新しくなった7つのコト
2022年:2022年、みんなに感謝したい7つのコト
2023年:2023年、みんなに感謝したい7つのコト
2024年:2024年、みんなに感謝したい7つのコト












