こんにちは！小見門です！
12月17日(土)に My Story Project (MSP) 2期生のはつみさん(中3)が「罪と命〜死刑制度と命の価値について〜」というタイトルでイベントを開催しました。参加してくださった皆さま、ありがとうございました。
企画者のはつみさんは、MSPの前期に「日本と世界の死刑制度」について沢山探求をしたり、弁護士の方へのキャリアリサーチを行ったりして、このテーマについて深く考えてきました。イベント開催にあたって「他人の意見を聞いて自分の考えを深めたい」「死刑の事実を知ってほしい」と話してくれました。当日ははつみさんのプレゼンの後、「死刑制度に賛成か、反対か」「理想的な最高刑を考えよう」という２つのディスカッションを行い、活発に意見が交わされました。その一部をご紹介します。
▶ディスカッションでの意見
①死刑制度に賛成か、反対か
・賛成…遺族の気持ちを考えたら簡単に無くそうとはいえない。被害者の生きる権利を奪ったのだから自分の生きる権利が奪われても仕方がない。
・反対…国が殺人をするという矛盾。更生するかもしれないのに死刑にするのは良くない。
②理想的な最高刑を考えよう
・本人が終身刑か死刑かを選べるようにする
・社会貢献をしてもらう
・「誰にとって」理想的な刑であるべきかを考える必要があるのでは
▶そして、以下は参加者の皆さんのご感想です。
・社会人
いろいろな立場でご意見を交わすことが出来てあっという間の1.5時間でした。
・高校1年生
本格的に学校外で哲学的な内容についてのディスカッションを行ったことがなかったので、とても新鮮でしたし、刺激になりました。ますます、普段から知識をつけるとともに自分の意見というものも確立していけたらいいな、と思います。
企画者のはつみさんはこのイベントを準備する中で「自分の考えを、人に分かりやすく伝える」ためには、多くの工夫が必要であると気づき、ときどき難しさを感じながらも、こだわりのプレゼンテーションを完成させました。企画の過程を通して、成長する姿は、GLイベントプランニングの醍醐味だと感じます。「来年もMSPを受講したい！楽しすぎる！」と話してくれた、はつみさん。今後の活動も楽しみです。
改めて、ご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。
